動物福祉の会AWSは関東で犬猫の保護・里親探しをメインに活動する愛護団体です。日々、犬猫のお世話と里親探しに頑張っています!そんなAWSでの日々を綴っています。 興味があればHPにもどうぞ!
アウスの猫たちより皆様へ「ありがとうございます♡」
2014年09月27日 (土) | 編集 |
猫たちの大好きなご馳走をいただきました。
沢山頂きました♡

寄付の品

「みんなぁ~。おいしいものいただいたよ~。」と言いながら猫部屋に行くと、皆わらわらと近寄って来てそわそわします。
「今日のご飯は、お楽しみの缶詰めだ!」というのが分かるのでしょう。

健康を考えて普段はカリカリをあげていますが、たまに缶詰めなどのウェットフードをあげると、皆テンションが上がります。
左舎のかっちゃんなどは、男の子のような顔をしています(行動も男の子っぽい)が、缶詰めのおねだりの時などは目一杯「可愛い女の子」を演出して、高いソプラノで「ぴゃお~♡」と鳴いてみせます。
かっちゃんアップ
写真; いつもやんちゃなイメージのかっちゃん 缶詰前は「ラヴリー女子」に……

桃 このところご機嫌
写真; 桃と紅の姉妹は、カルカンパウチが大好きです♡(写真は桃)

太い方の黒猫ポケちゃん
写真; 風格のあるポケちゃんも、缶詰めの時はそわそわします

いつも遊びの対象を探しているアオ君
写真; アオ君は缶詰めを食べている間だけ、背中や頭を撫で放題です

右舎にいるひーちゃん、しんちゃん、一刀君は、食が細く痩せているので、いつも体調を心配しているのですが、缶詰めを完食したかしないかで食欲の有無を確認しているので、彼らだけ例外的にほぼ毎日少量ずつですが缶詰めが必要になります。
日向ぼっこするひーちゃん②
写真; ひーちゃんはナーバスになるとすぐに食欲をなくします。そんな時は「銀のスプーン缶詰め」でご機嫌をとります

一刀とフク 外でゆっくり
写真; 一刀(手前)とフク(茶トラ)  フクの入所で一刀君は食欲不振気味……

エイズ舎・白血舎の子は、年齢やウィルス保有のために里親さんに縁付くのは難しく一生をアウスの施設で過ごすのだろうと考えるととても不憫で、少しでも楽しみを与えてあげたいと思い、少しずつですがウェットフードをあげることが多いです。
タルト
写真; タルトは大人しくて優しいジェントルマンですが、缶詰めの盛り付けに手間取っている時だけ「遅い!」と人間をしかりつけます

かわいいみーにゃん③
写真; アウス一の美人と評判のみーにゃん  ウェットはペースト状のものがお好み♡

ですので、このような皆様のお心遣いが本当にありがたく、頂いた時にはみんなの喜びはしゃぐ顔が浮かんできて、自分のテンションも上がってしまうのです。

アウスの猫たちからお礼を言ってほしいと頼まれたので、猫たちに代わってお礼申し上げます。
ありがとうございました。

大五郎
写真; 缶詰め大好き大五郎  太り過ぎないよう、缶詰めは少量をお皿にバターを塗るがごとく、薄く平たくして与えます

「美味しいもの、また、お待ちしてま~す!」と言っているのは、食いしん坊の大五郎です。
皆さま、またよろしくお願いいたします☆

                                            《猫ボラS》
スポンサーサイト
ヤワラ
2014年09月18日 (木) | 編集 |
yawara20110730やわら2
写真;保護されて少し落ち着いた頃のヤワラ

 風邪を引き,身体は汚れでまみれた「ぼろぼろの子猫」の状態で保護されたヤワラ.
 その時の後遺症で,眼球は濁り,なおかつ右の眼球が委縮し,さらに左の眼球は大きく腫れて出っ張った状態になってしまいました.
collage_photocat1やわら
写真; 左の眼球は大きく腫れて出っ張っています。 これがいつものヤワラ

 ぼろぼろの子猫時代から成猫になるまで猫預かりのボランティアさんのお宅で暮らしていましたが,そこで先住猫(この子もアウスの預かり猫なのですが)の諭吉くんに追いかけ回され,慌てて逃げるうちに階段から落ちてしまい,左の腫れている方の眼球を傷つけてしまうという事件が起こりました(以前,ブログでご報告).
 そこで,縄張り意識の強い諭吉くんとは一緒に暮らせないということで,ヤワラがアウスの右舎に入ることになりました.
 でも,人間が大好きでいつも人間と一緒にいたいヤワラにとっては,突然のアウス施設での生活は寂しくて辛いはずなのです.
 更にアウスの右舎には,なかなか気難しいひーちゃん,さらに新人嫌いの一刀君,繊細すぎるしんちゃんの三人がいます.
 三人とも環境の変化・気温の変化・フードの変化が大嫌いで,何かあるとすぐに下痢・嘔吐・失禁・食欲不振などで「気に入らないんですけど!」と抗議をしてきます.
 ですので,本当ならばヤワラを右舎に入れるのは反対だったのですが,もう一方の左舎は現在飽和状態で,常にぴりぴりとしたムードが漂っていて,右舎以上にヤワラを受け入れるのは困難だと判断し,結局ヤワラは右舎に入ることになりました.

 けれども,ヤワラは人間大好きの甘えん坊で,他の猫に対しては,全く気にしない温厚な態度で接するので,わりと早く右舎に溶け込むことができました.
 心配していた揉め事も,視力がほとんどないことによる落下事故なども起こらず,のんびりとした生活が続いていました.

 そんなある朝,部屋に入ってヤワラに挨拶をすると「おや?」何か,変です.「雰囲気がいつもと違うけど,寝起きだからかな……」と,ヤワラの顔をしばらく眺めていましたが,その後すぐに「何が変なのか」が分かりました.
 大きく腫れて出っ張っていたはずの左目が,右と同じように小さく委縮して引っ込んでいたのです.
「ヤワラの目がどうにかなってしまった!」
 でも,取り乱しそうになる私をよそに,当のヤワラはいつも通りスリスリ寄って来て,その上ゴロンとお腹を出して転がり「いつものマッサージ,頼みますぅ.」と言って何食わぬ顔です.
 その様子にちょっと安心したのですが,病院で診てもらったら,眼球に傷がつき(穴が開き),そこから体液が流れ出てしまったために眼球が小さくなったということでした.
 前回と全く同じです.
 でも,今回は揉め事や喧嘩の跡は見受けられなかったので,何かの拍子にうっかり傷つけてしまったのでしょう.
 ただ,眼球に穴が開いたということは,そこから脳内に直接ばい菌などが侵入する恐れがあり,油断は禁物です.
ヤワラ①
写真; いつものヤワラではありません!

ヤワラ②
写真; 痛々しい……
 
ヤワラ爪とぎ
写真; 本人は,あまり気にしていないよう―――大好きな爪とぎ♡

 病院では,二種類の目薬を処方されました.これを二時間おきに点眼します.
 ヤワラは呼ぶとすぐにやって来て,抵抗せずいい子にしているので投薬がとても楽です.アウスで一番扱いやすい猫だと断言できます.
 けれど私たちがやってあげられるのは,朝9時・11時・午後1時・3時・5時の多くて5回の点眼です.
 バイキンが入らないように眼球を保護したいのだから,本当ならば二時間おきにもっと何回もやってあげなくてはいけないのです.
 家にいる猫だったら,夜も7時・9時・11時……朝は5時・7時と最低でもあと5回はやってあげられます.
 でも,施設にいるばっかりに,ヤワラは十分なケアをしてもらえないのです.

 このような施設にお手伝いに来ていると,いつもいつもこんな葛藤があります.
体調をくずした猫の管理を無人の時間が長い施設に置いたままでいいのだろうか―――
入院したら一日中せまいケージの中にいなくてはいけないから,ストレスになるのではないか―――
誰かに連れて帰ってもらうとしても,皆元々沢山の猫を抱えている人ばかりなので,やはりケージ生活は避けられない.それは本人にも,また,先住猫にもストレスではないだろうか―――
 看護が必要な猫の状態や性格によって,その都度対応するようにしていますが,いつも悩みます.

 今回のヤワラは,再診の結果眼球の穴は塞がりつつあり,目薬も一種類になり良い方向に向かっているそうです.
 視力が完全に無くなっているのならば眼球摘出手術を受けてしまった方が,今回の様な事故を防げるので安心なのですが,ヤワラにはわずかながら視力が残っています.
 調子のよいときには,部屋に入ってきたハエなどを目で追って走って追いかけたり,猫じゃらしで元気に遊んだりもしているのです.
 わずかでも残った視力で遊ぶ楽しみをヤワラから奪うことはできません.
フクとヤワラ
写真; 一緒に入所したフク(後ろの茶トラ)と

 そういうわけで,アウスでは新しい猫の預かりさんを探しています.
昔,猫を飼っていたけれど,今はいない―――.
今,猫を飼っているけれど,その子はフレンドリーな子だし,数に余裕がある―――.
寂しがり屋の猫ちゃんを我が家でみてあげたい―――.
人馴れ出来ない猫ちゃんの心を開いてあげたい―――.
そんな方はいらっしゃいませんか?
フードや猫砂はアウスから支給されます(遠方の場合はレシートで精算).

 ヤワラに限らず,一般のお家で過ごした方が合っている子は他にもたくさんいます.
 もちろん,猫の性格や預かりさんの猫経験の有無,先住動物の有無など,お互いに無理のないマッチングは必要ですが,これから寒い冬を迎える前に,一匹でも多く一般家庭で大事にしてもらい,暖かく暮らせるようになったら……と,願って止みません.

                                                         《猫ボラS》